創業の地である堺にフラッグシップを生産するマザーファクトリーとしての工場棟、製造技術にかかわる情報を集約する事務棟、チームメンバーへ憩いの場を提供する厚生棟の３つからなる施設である。高効率空調設備の導入に加え建物外皮の高気密高断熱化や、緑化・潅水による気化熱を利用した外気導入により免震層の地中熱を利用した空調負荷低減、エコボイドを利用した自然換気および太陽光追尾集光装置やトップライトによる建物内への自然採光、LED照明の採用、タブレットを利用したエネルギーの見える化および独自の体感温度制御システム等、数々の環境負荷低減による省エネが図られている。また、可能な限り緑化し一部に公開空地を設ける等、周辺温熱環境負荷の低減にも寄与している。